フリー写真素材でも有料/商用利用不可もあるの知ってる?

フリー写真素材でも有料/商用利用不可もあるの知ってる?

ネット上にはたくさんの「フリー写真素材」「無料素材」などがありますね。わざわざ自分で撮影したりしなくても、ブログや広告などのイメージとして使えてとても便利です。当サイトも無料で写真素材を提供している素材サイトの一つです。

しかしフリーだから無料で何に使っても良いというわけではありません。「フリー」「無料」と記載されていても、実は様々な条件などがあり使い方によっては有料になったり、商用利用が禁止されているような場合もあります。

このページでは素材提供サイトでどのようなケースがあるかご紹介したいと思います。

個人利用のみ無料・商用利用は有料or不可

よくあるのが個人で利用する場合は無料だけど、商用利用はできない、もしくは商用利用する場合は有料となるケースです。

規約内容によりますが、基本的に企業として使用する場合は商用利用に該当すると考えた方が良いでしょう。企業が使うのだから商用になるというのはイメージつきやすいですね。

最近多いのが、個人で利用するけどアフィリエイトや Google AdSense などの広告を貼って収益化しているサイトで使用する場合です。この場合が商用利用に該当するか否かは素材提供サイトの判断次第となります。利用規約に記載されていないか確認し、もし記載されていなければ念の為問い合わせてみるのが安全です。

無料だが著作者情報の記入が必須

素材を無料で使用することはできるけど、著作者や素材提供サイト等のクレジット(作品やタイトル、URL等の情報)を記入しなければならない場合です。

Web サイトで素材を使用するのであれば、その素材提供サイトへリンクを貼らなければならないというケースは多く見かけます。もし Web サイトではなく印刷物などで使用する場合は、その印刷物内にクレジットを表記しなければならないこともあります。

有償でクレジットの表記を免除できるケースも多くあります。

一定数以上の使用で有料となる

基本的に無料で素材を使っても良いが、一定数以上使う場合は有料となるというケースもあります。

例えば一人20個までは無料で使ってもいいが、それを超える場合は有料になる。また1つの作品内に10個以上の素材を使用する場合は1個あたり○○円などです。

使用用途が限定されている

フリー素材では何に使っても大丈夫というサイトもありますが、多くの場合は使用用途が限定されていたり制限があります。

よくあるのがアダルト要素の強い Web サイトや広告に使わないことなどですね。また広告内で使用する場合、素材に写っている人物がお勧めしているように使用してはいけないというのもあります。

他にも広告で使用してはいけない、SNS に投稿してはいけないなどの制限があったりします。

ロイヤリティフリー

素材提供サイトにはロイヤリティフリーで提供しているところもあります。「フリー」と付いているから無料で使っても良さそうに思ってしまいますが、ロイヤリティフリーは基本的に有料です。

例えば月額○○円払ってくれる人は、その月額料金以外にお金を払うことなく使用しても良いというようなものがあります。

有料なのでクオリティが高い素材が多いのが魅力的ですが、フリーという言葉に惑わされて無断で使用しないように注意してください。

またロイヤリティフリーであっても使用制限などが必ずありますので、何に使っても良く何がダメなのかはしっかりと把握しておきましょう。